更新日:2025/03/07

おすすめのLEDビジョンメーカーをご紹介します。

展示会やイベント、屋外広告などで使用する宣伝や広告ツールのひとつとして、昨今注目されているのがLEDビジョンです。オリジナリティの高い映像やアニメーションなどで広告効果を高めることができることから、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかしLEDビジョンの利用を検討する際、LEDビジョンメーカーの数も多く、それぞれ扱っている製品やサポート内容もさまざまなので、


  • ・どのLEDビジョンメーカーに依頼すればいいの?
  • ・LEDビジョンでどんなことができるの?
  • ・LEDビジョンの選び方は?

といった疑問や課題が生まれるでしょう。そこで当サイトでは、LEDビジョンを使用して広告や宣伝をしたい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。

提案力や対応力など、こだわりで選ぶおすすめのLEDビジョンメーカーや、LEDビジョンを導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際にLEDビジョンを利用した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。そしてより効果的かつ印象に残る宣伝を行いましょう。

Pickup
おすすめのLEDビジョンメーカーピックアップ
イツキサイネージ
自社一貫対応で安心!設置状況に応じた
丁寧なヒアリングによるコストを抑えた
提案力にも定評がある
イツキサイネージの画像 引用元:https://itsukisignage.com/
おすすめポイント
POINT1
メーカーとの直接取引により流通コストを削減
POINT2
販売・設置から運用管理まで専門チームがサポート
POINT3
短納期にも対応可能
LED TOKYO
製品選定から保守まで
ワンストップで提供!完全受注生産によるカスタマイズも可能
LED TOKYOの画像 引用元:https://led.led-tokyo.co.jp/
おすすめポイント
POINT1
製品選定から保守までワンストップで提供
POINT2
完全受注生産によるカスタマイズが可能
POINT3
最短1日~のレンタル可能
アビックス
業界最長水準の3年保証と
365日対応のメンテナンス体制で
設置後も安心!
アビックスの画像 引用元:https://avix.co.jp/
おすすめポイント
POINT1
LED世界最大手の海外提携工場にて生産
POINT2
業界最長水準の3年保証
POINT3
365日対応のメンテナンス体制
Recommend

おすすめのLEDビジョンメーカー5選

イツキサイネージ

イツキサイネージの画像 引用元:https://itsukisignage.com/

おすすめポイント

  • 01

    メーカーとの直接取引により流通コストを削減

  • 02

    販売・設置から運用管理まで専門チームがサポート

  • 03

    短納期にも対応可能

自社一貫対応で安心!設置状況に応じた丁寧なヒアリングによるコストを抑えた提案力にも定評がある

イツキサイネージは、LEDビジョンの選定から設置、映像制作はもちろん、運用管理、保守まで自社一貫体制で提案・サポートしてくれます。映像制作では、コストを抑えたベーシックなものから裸眼3D映像まで幅広く対応。メーカーと直接取引を行うことで流通コストを削減しているので、高品質な製品を低価格で提供できることも強みの一つです。

イツキサイネージの基本情報

取り扱い製品屋内用、屋外用、透過型、キューブ型、円形、小型、シリコン製、カスタマイズ商品
レンタル・リース
映像制作
ショールームあり
会社情報株式会社樹サイン
埼玉県志木市上宗岡3-6-18

イツキサイネージの口コミ・評判

これまでの看板より綺麗で目立つようになりました。 (株式会社泉南 代表取締役 島村様)
駅のホームに広告を出すので、それと同じものを会社の外看板にも考えていました。
デザインは2種類ありデジタルサイネージだと1箇所で時間をずらして交互に出せるのと、今後データを差し替えるだけで簡単に変更できるのが導入の決め手になりました。
輝度も高く、他社さんと比較しましたが安価で綺麗に写っているので通常の看板より目立つようになり満足です。
引用元:https://itsukisignage.com/
トータルで対応できる会社を探していました。 (神奈川県 レジャーホテル運営 代表取締役S様)
LEDサイネージを設置した後のトラブルや故障があった時に、迅速に対応してもらえるトータルで対応できる会社を探していました。
展示場に忙しく行けなかったのですが、希望のサイネージを会社まで持参していただいたので助かりました。
引用元:https://itsukisignage.com/

イツキサイネージの導入事例

LED TOKYO

LED TOKYOの画像 引用元:https://led.led-tokyo.co.jp/

おすすめポイント

  • 01

    製品選定から保守までワンストップで提供

  • 02

    完全受注生産によるカスタマイズが可能

  • 03

    最短1日~のレンタル可能

製品選定から保守までワンストップで提供!完全受注生産によるカスタマイズも可能

LED TOKYOでは、既存製品はもちろん、完全受注生産によるカスタマイズ生産にも対応しています。最短1日~のレンタルから長期保守点検も可能な製品の販売まで、ニーズに応じた依頼が可能です。LEDビジョンを実際に体感できるショールームも完備しており、事前に放映予定のコンテンツを渡しておけば、その場で放映してもらうこともできます。

LED TOKYOの基本情報

取り扱い製品屋外用、屋内用、ウィンドウ、床用など
レンタル・リース
映像制作
ショールームあり
会社情報LED TOKYO株式会社
東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル13階

LED TOKYOの導入事例

アビックス

アビックスの画像 引用元:https://avix.co.jp/

おすすめポイント

  • 01

    LED世界最大手の海外提携工場にて生産

  • 02

    業界最長水準の3年保証

  • 03

    365日対応のメンテナンス体制

業界最長水準の3年保証と365日対応のメンテナンス体制で設置後も安心!

アビックスのLEDビジョンには、業界最長水準の3年保証が付帯しています。海外の提携工場では、自社の開発責任者が製造ラインをコントロールしながらLEDビジョンの製造・品質維持に努めることで、初期不良や故障率を下げ、高品質な製品の提供を実現。全国26か所に拠点を置き、365日体制でメンテナンスにも迅速に対応してくれます。

アビックスの基本情報

取り扱い製品屋内用、屋外用、競技場専用可動式、透過型フィルム、シリコン製、床面、立方体、円盤丸型、球体、帯状
レンタル・リース
映像制作
ショールームあり
会社情報アビックス株式会社
神奈川県横浜市中区弁天通6-85 宇徳ビルディング4階

アビックスの導入事例

ヤマトサイネージ

ヤマトサイネージの画像 引用元:https://yamato-signage.com/

おすすめポイント

  • 01

    販売・設置から運⽤管理まで一括対応

  • 02

    厳格な品質管理体制

  • 03

    有料での延長保証あり

インフラ構築からコンテンツ配信までを担当するワンストップサービスを実現

東京・大阪を拠点として全国対応のヤマトサイネージでは、製品の販売・設置から、動画・静⽌画作成、映像の配信・運⽤管理まで一括でお任せすることが可能です。大ロットの製品化をする場合は、オーダーメードでの制作も依頼できます。製品には1年間の保証が付帯しているほか、有償で最大3年間の延長保証も利用可能です。

ヤマトサイネージの基本情報

取り扱い製品屋内用、屋外用、透過型、プリメイド、オーダーメード、メッシュタイプ
レンタル・リース
映像制作
ショールームなし
会社情報ヤマトサイネージ株式会社
東京都中央区銀座1-18-2 太平ビル2階

ヤマトサイネージの口コミ・評判

安心してお任せすることができました (小西由記)
ヤマトサイネージさんには、九州地方のスーパーマーケットでのデジタルサイネージ導入でお世話になっております。こちらから設置場所や使用目的をお伝えすると、最適な機器をご提案いただきました。また、機器設置に関しましても、地方案件にも関わらず設置業者さんとの連携もあり、安心してお任せすることができました。機器に対する導入費用バランスもとても良いと思います。今後も導入案件ありましたら是非お世話になる予定です。
引用元:https://www.google.com/
とても見やすくお客様にも好評 (黒川敏彦)
サイネージメーカーを探して初めて電話をしましたが、対応が良く分かり易く説明をしていただけ採用に至りました。65インチ両面外部用サイネージを設置致しましたが、とても見やすくお客様にも好評です。またメンテナンスにおいても迅速に対応いただいており、次回サイネージ設置についてもお願いしたいと考えています。鳥羽珈琲㈱ 黒川敏彦
引用元:https://www.google.com/

ヤマトサイネージの施工事例

MINAMIHARA LED

MINAMIHARA LEDの画像 引用元:https://led.minamihara.co.jp/

おすすめポイント

  • 01

    自社ラボが保証する高品質

  • 02

    業界最長水準の3年保証

  • 03

    万一の故障の際も36時間以内の復旧を目指す

業界最長水準の3年保証!故障の際も36時間以内の復旧を目指すサポート体制を構築

MINAMIHARA LEDでは、自社ラボで徹底した耐久テストを実施することで高品質を実現しています。LEDビジョンは中国製ですが、電線はすべて日本製を使用しているので安心です。3年以上の保証期間を設定しているほか、万一の故障の際も36時間以内の復旧を目指すサポート体制を構築しており、アフターフォローも万全です。

MINAMIHARA LEDの基本情報

取り扱い製品屋内用、屋外用、透過型、特殊型(曲がる、アーチ状・円筒状、床型など)
レンタル・リース
映像制作
ショールームあり
会社情報株式会社ミナミハラLED
長崎県諫早市飯盛町里2496-5

MINAMIHARA LEDの口コミ・評判

安心して取引ができる (そら)
素晴らしいビジョンなので自分の目で確かめるのが一番だと思います。

価格の安さだけでなく、細部に至るまでの気配りやサポートがあり、安心して取引ができる業者さんです。
引用元:https://www.google.com/

MINAMIHARA LEDの導入事例

Text Contents

LEDビジョンについて

LEDビジョンとは?

LEDビジョンとは?の見出し画像

駅や街頭などのさまざまな場所で活用されているLEDビジョンですが、どのような仕組みで動いているのか、詳しく知らないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、LEDビジョンについて理解を深めていただくために、LEDビジョンの仕組みや活用シーンについて詳しくご紹介します。

LEDビジョンの仕組み

まずはLEDビジョンの基礎知識や仕組みについて見ていきましょう。

LEDの仕組み

LEDビジョンを知るうえで理解しておきたいのが、LEDについてです。LEDとは「Light Emitting Diode」の頭文字で、通電することで光る性質を持つ半導体のことです。日本では「発光ダイオード」と呼ばれることもあります。

LEDは異なる性質を持つP型半導体とN型半導体という2種類の半導体を組み合わせた構造で、電圧をかけて電流を流すと、P型半導体に向かって電子が流れます。この電子がホール(正孔)という場所にぶつかるエネルギーによって半導体自体が発光するという仕組みになっています。

LEDビジョンの仕組み

このLEDを用いて作られているのがLEDビジョンです。LEDビジョンは、パソコンモニターのように画像や動画を表示させるディスプレイ技術です。

ひとつひとつのピクセルがLEDで作られており、1ピクセルがRGB(赤・緑・青)のLED球の集合で構成されています。この3色と明るさを組み合わせて色を表現することができ、各ピクセルごとに制御することでさまざまな映像や画像を作ります。

またLEDビジョンには数百から数万のピクセルが配置されています。ピクセルの数が多いほどピクセル同士が密着して配置されるので、より高解像度の映像を映し出すことができるのです。このピクセル同士の距離のことを「ピクセルピッチ」といいます。

ピクセルピッチは狭いほど高画質になりますが、LEDビジョンとターゲットになる場所までの距離が遠い場合はオーバースペックになることもあります。距離が遠い場合はピクセルピッチが大きくても鮮明に見えるため、適切なピクセルピッチを選択することも重要です。

そしてLEDビジョンの映像制御は、基本的に映像コントローラーと信号処理装置を使って行われます。

映像コントローラーは人間で言う脳の部分で、コンピューターなどの入力デバイスから受け取った映像信号をLEDに送信して表示する役割を担っています。映像のデジタル信号が各ピクセルの色や明るさに変換されて、実際にLEDが点灯することで映像が表示できます。

LEDビジョンの活用シーン

LEDビジョンはすでにさまざまな場所や用途で使用されており、非常に活用しやすいディスプレイであることも特徴です。ここでは、LEDビジョンの具体的な活用シーンについてご紹介します。

屋外広告

LEDビジョンの画面から遠ざかっても高画質に見えるという特性を活かせるのが、屋外広告です。ビルの壁や、商業施設内などに設置され、施設を利用したり通りがかったりする人たちに広告を見てもらうことで、大きな宣伝効果を期待できます。

スポーツやイベント会場

スポーツ会場やイベントでもLEDビジョンが大活躍しています。とくにスタジアムなど広い場所のスクリーンは、試合やイベントの状況を表示させ、どのような席でも臨場感のある試合やコンサートが見られるようになっています。またコンサートではステージの後方に設置して映像演出に活用するケースもあります。

商業施設や店舗内

商業施設や店舗でも、LEDビジョンが使用されることが増えています。たとえば店舗情報をLEDビジョンで流したり、ブランドのイメージやコンセプトとなる映像を流したりと、さまざまな活用方法があります。

また店舗内の案内板として、LEDビジョンが使われることもあります。非接触もしくはタッチするタイプがあり、フロアマップを表示したり店舗の情報などを確認したりすることが可能です。非接触タイプの場合はLEDビジョンにQRコードを表示させ、それを各自のスマホで読み取ってもらうことで案内を見られるなどの仕組みになっています。

駅や交通機関

駅や電車内、空港やバスターミナルなどでも、LEDビジョンが使われることが増えています。広告が表示されたり、電車内では車内トラブルなどの注意喚起の映像が流れたりするケースもあります。

ほかにも電車やバスターミナルなら時刻表、空港ではフライト情報や遅延情報などもLEDビジョンに表示されます。リアルタイムの情報を発信できるので、利用者が情報を収集しやすいというのは大きなメリットといえるでしょう。

飲食店

飲食店では店内にLEDビジョンを設置し、メニュー情報を提供しているケースもあります。季節限定メニューの案内や売り切れ情報、アレルギー表示などさまざまな情報を流すことができるので、顧客満足度の向上につながることもあるでしょう。

ポイント

LEDビジョンはLEDを数百から数万配置して映像や画像を映し出す技術

公共施設やイベント会場などのさまざまな場所で活用されている

LEDビジョンのメリット・デメリット

LEDビジョンのメリット・デメリットの見出し画像

LEDビジョンを利用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここではLEDビジョンのメリットのほか、これから導入する方に知っておいてほしい、LEDビジョンのデメリットについてもご紹介します。

LEDビジョンのメリット

まずはLEDビジョンのメリットについて詳しく見ていきましょう。

画面が明るい

LEDビジョンの特徴でもあり大きなメリットのひとつが、画面が明るくて見やすいということです。LEDが直接発光することから高い彩度と視認性が得られ、昼間の屋外でも映像を鮮明に映し出すことができます。

もちろん夜でもはっきりと映像が映せるため、1日を通じて広告の効果が一定であるといえるでしょう。また色彩が鮮やかでコントラストが高いことから、映像や文字をくっきりはっきりと表示でき、高いインパクトを与えられるのもメリットです。

設置場所の自由度が高い

LEDビジョンは幅広いサイズに対応できることも大きな特徴です。パネルをタイル状に組み合わせて構成するため、パネルの数によって大きさを自由に変えることができます。

たとえば大型の会場や施設であれば巨大なディスプレイを作ることもでき、反対に限られた空間で利用する場合はパネルの数を減らして小さなディスプレイにすることも可能です。

サイズやデザインの自由度が高い

パネルを組み合わせて作るため、さまざまなレイアウトに対応できるのもLEDビジョンのメリットのひとつです。四角形だけではなくカーブする形状や螺旋状、球形などの場所にも設置が可能となっており、立体的なデザインにも対応できます。

このような自由度の高さを活用してアート作品に用いられたり、装飾の一部として用いられたりすることもあり、その利用の幅はどんどん広がっています。

消費電力が少ない

LEDはこれまでの照明やディスプレイ技術と比較すると消費電力が非常に少なく、省エネルギーで運用できるのもメリットです。これは、LEDが電気エネルギーを熱エネルギーに変換せず直接光エネルギーに変換するため、電気エネルギーのロスが少ないからです。

長時間表示させていても電気代を抑えることができるので、ランニングコストに不安がある方でも安心して利用することができるでしょう。

耐用年数が長い

耐用年数が長いことも、LEDビジョンを利用するメリットのひとつです。設置されている環境などによっても変わりますが、耐用年数は約3年~5年とされています。ただし点灯できる時間は約5万時間とされているので、1日10時間点灯させる場合、約10年間は利用できることになります。

しっかりとメンテナンスを行うことでほかの看板やディスプレイよりも長持ちするので、長期的に見た場合に高いコストパフォーマンスを発揮してくれることが考えられます。

LEDビジョンのデメリット

多くのメリットがあるLEDビジョンですが、その一方でデメリットに感じてしまうこともあります。ここではそのデメリットをご紹介します。

初期費用がかかる

LEDビジョンを導入するデメリットとして、初期費用が高くなりがちであることが挙げられます。ランニングコストが抑えられるのはメリットでご紹介しましたが、設置にかかる費用は一般的な液晶ディスプレイやプロジェクターに比べて高くなってしまうことが多いです。

とくに大型のものは設置工事費も高くなってしまうので、トータル的なコストが大きくなってしまう可能性が高いでしょう。そのため事前に見積もりを確認し、しっかりと予算計画を立てておくことが大切です。

メンテナンスが必要

耐久性が高く長期間利用できるLEDビジョンですが、長期間使い続けるためにはメンテナンスが必要になります。とくに屋外設置の場合は天候や環境による影響を受けやすいので、定期的なメンテナンスで問題が起きていないかを確認する必要があるでしょう。

また万が一故障部分が見つかった場合は修理費用もかかるため、その点も踏まえてコストを確認しておくことが重要です。

ポイント

LEDビジョンは設置の自由度が高くランニングコストを抑えられるなどメリットが多い

デメリットも理解したうえでLEDビジョンの設置を検討しよう

LEDビジョンの選び方

LEDビジョンの選び方の見出し画像

LEDビジョンを選ぶ際には、いくつかチェックしたいポイントがあります。導入してから後悔しないようにするためにも、ぜひご紹介する内容を参考にLEDビジョン選びをしてみてください。

視認距離・ピクセルピッチ

すでにご紹介しているように、LEDビジョンの解像度と画質には配置されるLED同士の距離「ピクセルピッチ」が大きく関わっています。ピクセルピッチが広いほどLEDの使用量が減るため価格を抑えられますが、量が少なくなるほど画質は荒くなっていきます。

そのためピクセルピッチの狭いLEDビジョンを選びたいところですが、LEDビジョンを見る人までの距離(視認距離)についても考慮することで、より最適なピクセルピッチを選択できます。具体的には視認距離が約1.2m以上の場合はピクセルピッチが1mm、視認距離が約4.5m以上の場合はピクセルピッチは3.9mmが適しているとされています。

さらに視認距離が約7.6m以上では最適なピクセルピッチは6.6mm、視認距離が12m以上になるとピクセルピッチは10mm程度が適しています。視認距離とピクセルピッチの関係をよく理解したうえで、最適なLEDビジョンを選びましょう。

明るさ(輝度)

LEDビジョンの画面の明るさを示す言葉に「輝度」というものがあります。一般的に輝度が高いと光源の光が強くなり明るくなるとされていますが、もともとLEDビジョンはほかのディスプレイよりも全体的に輝度が高くなっています。

ただし屋内設置用と屋外設置用では輝度が異なり、とくに屋外に設置する場合で直射日光が当たる場所であれば、その光に負けない明るさが求められます。反対に屋内に設置する場合や夜間に使用する場合は、明るすぎることで眩しく見えづらくなってしまう可能性があるため、屋内に適した輝度のものを選ぶようにしましょう。

使用環境

使用環境によっても、選ぶべきLEDビジョンは異なります。たとえば屋外に設置する場合は、さまざまな天候や外的ダメージにも耐えられるスペックが必要であるため、防塵性や防水性のあるLEDビジョンを選択するべきでしょう。

防塵性と防水性を表す国際規格は「IPコード」といい、表示されている数値によって適正な設置場所が分かります。屋外設置の場合はIP65以上の製品を選択すると、さまざまな外的要因や気象条件に耐え、安定して運用することがでます。

一方で屋内に設置する場合は、ダメージへの耐性よりも見えやすさに重点を置いてLEDビジョン選びをするのがおすすめです。解像度が高く視認性の高いものを選ぶと、屋内でもきれいに見えるのでおすすめです。

法的規制

LEDビジョンを設置する場合は、法的規制についても知っておく必要があります。屋外に設置する場合は「屋外広告物条例」「景観条例」などの条例が関連してきます。

屋外広告物条例は、屋外看板全般についてのルールを設置する地域の自治体が定めているもので、場所によって設置条件が異なります。また設置前には設置する場所の自治体へ申請し、許可を得る必要もあるので注意しましょう。

景観条例はすべての地域に設置されている条例ではありませんが、該当する地域においては屋外広告物の許可条件を満たしていない場合設置を許可されないケースが多いです。さらに屋内から屋外に向けた掲示物についても景観条例の対象となることがあるため、屋内設置の場合でも役所と協議する必要がある場合もあります。

ほかにも高さ4mを超えるLEDビジョンを設置する場合は「工作物申請」をする必要があり、申請の際には資格取得者が確認した構造計算が求められます。このように、LEDビジョンの設置にはさまざまな条例や法的規制が関わってくるため、クリアできるLEDビジョンを選ぶことも大切です。

ポイント

設置する場所や条件に適したLEDビジョンを選ぼう

法的規制などにも注意が必要

LEDビジョンの費用相場

LEDビジョンの費用相場の見出し画像

LEDビジョン設置の際に多くの方が不安を感じやすいポイントとして、費用のことが挙げられます。ここでは、LEDビジョンの費用を決める要素や費用の内訳などを詳しくご紹介します。

LEDビジョンの費用を決める要素

LEDビジョンの費用を決める大きな要素が「ピクセルピッチ」と「設置場所や種類」です。ここではこれらの要素で費用がどのように変わるのかを詳しくご紹介します。

ピクセルピッチ

ピクセルピッチは狭いほど使用するLEDの数が増えるため、その分費用も高くなっていきます。反対にピクセルピッチが広くLED同士の間隔が狭くなると使用するLEDの量が少なくなるため、安く抑えられるということです。

ピクセルピッチの数値は「P+幅」で表すことができ、たとえば5mm間隔の場合は「P5.0」と表示します。下記は代表的なピッチと金額の相場です。

屋内用屋外用
  • P0.9:210万円/㎡
  • P1.5:75万円/㎡
  • P2.0:66万円/㎡
  • P2.5:66万円/㎡
  • P3.0:50万円/㎡
  • P4.0:35万円/㎡
  • P5.0:30万円/㎡
  • P6.0:25万円/㎡
  • P2.5:70万円/㎡
  • P3.0:65万円/㎡
  • P4.0:60万円/㎡
  • P5.0:55万円/㎡
  • P6.0:50万円/㎡
  • P8.0:40万円/㎡
  • P10.0:30万円/㎡
  • P16.0:25万円/㎡

※屋内用はP8.0以上、屋外用はP2.0以下は販売されていません。

設置場所や種類

設置場所やLEDビジョンの種類も、価格を決める大きな要素です。設置場所については屋外の場合天候などのさまざまな外的ダメージに耐える必要があるため、防水性や耐候性、また太陽光にも負けない明るさが必要な点で高輝度のLEDビジョンを選ぶ必要があります。

そして、これらを満たすディスプレイには特殊な技術や材料を使用することから、価格が高くなりやすいのです。そのため同じサイズであっても、屋内用よりも屋外用の仕様になっているLEDビジョンの方が高額になるのが一般的です。

また湾曲した壁面に沿って設置するなど、設置する環境が特殊である場合も費用が高くなることがあります。特殊な場所への設置は通常とは異なる設計や加工が必要になるからです。

LEDビジョンにかかる費用の内訳

実際にLEDビジョンを設置する場合の、費用の内訳や相場について確認していきましょう。

本体価格

本体価格は前項にてご紹介したように、ピクセルピッチと全体の大きさによって変わります。平面で特別な仕様でない場合、屋内用は5㎡(P2.0推定)の場合33万円、15㎡(P4想定)の場合45万円、30㎡(P6.0想定)の場合80万円が相場です。

屋外用は5㎡(P4.0想定)の場合30万円、20㎡(P6.0推定)の場合100万円、50㎡(P10推定)の場合1,250万円が相場となっています。もちろん製品によって費用は異なるため、事前に各メーカーから見積もりを取っておきましょう。

機材費用

機材とは映像機器や映像コントローラーなど、LEDビジョンとは別に必要なさまざまなアイテムのことを指します。とくにコントローラーやメディアプレーヤーは表示する映像を管理したり、スムーズに再生するために欠かせません。これらの費用相場は10万円~50万円程度となっています。

取付工事費用

取付工事はLEDビジョンの細かな位置や角度を調整し、安全に取り付けるための工程です。取付規模によって費用は変動しますが、5万円~が目安となります。

工事費用は状況や環境などによっても大きく変わる部分でもあるので、事前に設置場所の確認や規模の大きさなどを加味した見積もりを確認しておくことが大切です。

また工事には、取付工事以外に「足場工事」「支持材工事」「電気・システム工事」などが含まれるケースもあります。足場工事は高所での取付時に必要な工事で高さや規模などによって金額が変動します。

支持材工事はLEDビジョンを安全に設置するための基盤を取り付ける工事で、重量や設置環境を踏まえて支持材の選定などが行われます。

電気・システム工事では配線やシステム設計が行われ、設置する環境に合わせた電源供給を行います。正確な工事を行わないと、LEDビジョン本来の性能を損なってしまう可能性があり、正しい知識や高い技術が必要です。

運送費用

LEDビジョンを設置する際には、運送費用についても知っておかなければなりません。運送費用の相場は5万円~30万円となっており、LEDビジョンのサイズや運送する場所、距離などによって変わります。また取付業者やメーカーによって設定価格が異なるケースもあるので、こちらも事前に見積もりで確認しておくようにしましょう。

ポイント

相場費用を知って、予算計画を立てよう

状況や場所によってかかる費用が異なるため事前の見積もりが重要

LEDビジョンメーカーを選ぶ際はどのような点を重視する?WEBアンケートで調査!

LEDビジョンのメリット・デメリットや選び方、費用相場などについて解説してきました。LEDビジョンについての理解は深まったものの、実際に導入する際はどのように業者選びをすればよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで当サイトでは「LEDビジョンメーカーを選ぶ際はどのような点を重視するか」についてWEBアンケート調査を実施しましたので、ぜひ参考にしてみてください。結果は以下の通りです。

アンケート画像

第1位は「コストパフォーマンスが高いか」でした。LEDビジョンは安いものではないため、導入時にまとまったコストがかかります。少しでも費用を抑えて導入したいという場合は、直接仕入れを行うことで中間マージンや流通コストをカットするなどして、少しでも低価格で製品を提供してくれるメーカーを選ぶとよいでしょう。

第2位は「製品選びで最適な提案をしてくれるか」でした。LEDビジョンはさまざまなシーンで活躍する製品ですが、設置する場所や目的によっては、必ずしもLEDビジョンが最適とは言い切れません。LEDビジョン以外にも多様な製品を取り扱っているメーカーであれば、最初からLEDビジョンの設置ありきの提案ではなく、顧客目線で最適な提案をしてくれるでしょう。

「ショールームで実際に見て確かめられるか」も同率第2位でした。メーカーによっては、ショールームを完備している場合もあります。特にLEDビジョンの導入が初めての方であれば、ショールームでLEDビジョンを目の前で見たり体感したりすることでイメージがつかみやすくなるため、まずはショールームを設けているメーカーをチェックしてみるとよいでしょう。

第4位は「設置後の運用管理までお任せできるか」でした。LEDビジョンは設置して終わりではありません。長く運用するためにはメンテナンスが欠かせないほか、故障した際には修理が必要になります。そのため、LEDビジョンメーカーを選ぶ際は、設置後の運用管理まで一貫してお任せできるかどうか確認しておくと安心です。

第5位は「短納期に対応できる柔軟性があるか」でした。LEDビジョンについて製品の選定から設置、運用まで一貫対応ができる業者や、豊富な実績やノウハウを蓄積している業者などは、急な要望にも迅速に対応できる可能性が高いといえます。また、急ぎで設置したい場合はレンタルという選択肢を視野に入れて業者選びをしてみるのもよいでしょう。

アンケートの結果は以上です。ここからは、LEDビジョンメーカーのより具体的な選び方やLEDビジョンを導入するまでの流れについて詳しく解説します。

LEDビジョンメーカーの選び方

LEDビジョンメーカーの選び方の見出し画像

LEDビジョンのニーズが高まっていることから、LEDビジョンを提供するメーカーの数も増えています。そのため、どのメーカーを選べばいいか悩む方も多いでしょう。ここではそんな方のために、LEDビジョンメーカーを選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。

コストパフォーマンス

LEDビジョンは初期費用が高めになる傾向があり、その点で導入をためらう方もいるでしょう。しかし、長期的な目で見れば省エネでランニングコストを抑えることができ、5年以上利用できる可能性があることから、ほかの広告に比べて全体的な費用は低減できる可能性があります。

ただし、購入時の価格もできるだけ安くしたいというのが本音ではないでしょうか。実際にメーカーごとに金額はピンキリなので、安さだけを見て購入してしまうという方もいるかもしれません。しかし、なぜ安いのか理由がわからない製品は品質に不安があり、設置してからトラブルに発展してしまう可能性もあるため注意が必要です。

金額を見て決めるのであれば、なぜ安いのかをチェックしてみてください。たとえば高品質な製品であっても、メーカーから直接仕入れを行い、中間マージンや流通コストをカットしているなどの場合は費用が抑えめになっていることがあります。必ず安い理由をはっきりとさせ、価格でも品質でも安心できるメーカーを選びましょう。

提案力

LEDビジョンはさまざまな種類があるうえに、設置場所や条件、視認距離などによって選ぶべき製品が異なるため、初めて導入する際に戸惑ってしまう方も少なくありません。そのため、さまざまな不安を解消してくれるような提案力があるLEDビジョンメーカーを選ぶのがおすすめです。

たとえばもともと看板を扱っていたメーカーなどであれば、扱っている製品が幅広いため、LEDビジョンにかかわらずさまざまな提案をしてくれる可能性があります。場所や設置する目的によってはLEDビジョン以外が適しているケースもあるので、幅広く検討できる方が安心感があるでしょう。

また、LEDビジョンについて熟知しており、ピッチや、輝度、視認距離などの関係性を考慮した適切な提案を行ってくれるメーカーであれば不安を感じることはないでしょう。さらに設置後のメンテナンスなど、運用を開始してからのさまざまなコストや手間についても把握しており、状況に合わせた提案をしてくれるようなメーカーを選ぶと長期的に安心感が続きます。

柔軟性・対応力

柔軟性や対応力のあるLEDビジョンメーカーを選べば、スムーズな設置や運用に繋がり、余計な手間や負担を減らすことができます。短納期かつフレキシブルに対応できる体制を整えているメーカーであれば、急ぎでLEDビジョンを設置したい場合などにも安心です。

また運用について、価格や映像の見え方などインパクトを与えるような提案や最新技術を活用した要望に沿う提案ができるかどうかもLEDビジョンメーカー選びでチェックしたいポイントです。これまでにさまざまなLEDビジョンを提案してきた実績があるメーカーであれば、状況や要望に合わせた提案をしてくれる可能性が高いでしょう。

そしてLEDビジョンの設置には本体の選定や内容の決定だけでなく、工事の方法や設置に使用する資材選びも必要です。このような部分までトータルで提案でき、ニーズに合わせた対応ができるLEDビジョンメーカーを選びましょう。

サポート力

LEDビジョンは長期的に使用するものであるため、設置前や設置後のサポートに力を入れているLEDビジョンメーカーを選ぶのがおすすめです。たとえば設置場所や用途に応じたカスタマイズができるメーカーであれば、細かな要望まで叶えてくれるでしょう。

そして設置後は適切なメンテナンスも必要です。メンテナンスを実施することはもちろん、つねに技術を磨きメンテナンス性を高めるなど、進化し続けているメーカーなら安心感があります。

また、海外メーカーのLEDビジョンを仕入れている場合、修理が必要な際に本国に送って修理してもらうなどのケースもありますが、その場合時間やコストがかかってしまう可能性があるでしょう。このようなコストを削減するためにも、自社で修理対応が可能なメーカーを選ぶのがおすすめです。

ポイント

コストパフォーマンスが高く提案力や対応力のあるメーカーを選ぼう

サポートが充実しているメーカーなら長期的に見ても安心

LEDビジョンを導入するまでの流れ

LEDビジョンを導入するまでの流れの見出し画像

LEDビジョンを導入するためには、まず利用したいLEDビジョンメーカーに問合せや相談をしましょう。すでに設置を検討している場所や要望がある場合は、設置可能であるかどうかなども合わせて相談するとスムーズです。

相談や問い合わせの内容からメーカーにて事前調査が実施され、自治体の条例なども踏まえたうえで設置に問題がなければ見積もりを出してもらいます。その後要望や状況に合わせたLEDビジョンの選定や工事の内容などを打ち合わせし、正式な見積もりの内容に納得できれば契約となります。

設置に行政との事前協議が必要な場合は、LEDビジョンメーカーにて対応してくれるので安心です。必要な場合は、各種申請対応も行ってもらい、無事に許可が下りればいよいよ設置工事が開始となります。

設置完了後は運用の説明があり、流したいコンテンツが完成次第運用開始です。メーカーによってはコンテンツの制作までサポートしてくれるケースもあるので、ぜひ相談してみてください。導入後は、適宜サポートやメンテナンスを受けることができます。

ポイント

複数の業者に見積もりを依頼して比較しよう

しっかりと要望を伝えて満足できるLEDビジョンを選ぼう

用途や目的に合わせて最適なLEDビジョンを選定しよう

LEDビジョンは映像の鮮明さや迫力などから、これまでの看板以上に訴求力の高い宣伝方法です。また宣伝以外にもさまざまな用途があるため、用途や目的に合わせた最適なLEDビジョンを選びましょう。LEDビジョンをを提供しているメーカーは数多くありますが、まずは気になるメーカーに問い合わせをして提案を受けたうえで自社に適したメーカーを見つけてください。

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LEDビジョンはL非常に明るく日中でもはっきりと見えるほか、遠距離からでも鮮明であるなどの特徴があります。高解像度の映像を映し出すことができるためインパクトがあり、より多くの方に訴求できるというメリットがあります。


似ているものにデジタルサイネージがありますが、こちらはおもに液晶ディスプレイを使用してバックライトを通じて表示するため、LEDビジョンに比べて輝度が低く、日光下で見えにくい、黒の表現が苦手などの違いがあります。


LEDビジョンは多くのLEDを使用することから初期費用が高めになる傾向があり、デジタルサイネージに比べて高いと感じてしまう方もいるようです。しかしLEDビジョンはデジタルサイネージよりも長期運用に向いており、省エネであるため長期的に見ると全体的なコストは安くなる可能性もあります。

幅広い提案や柔軟な対応が可能 イツキサイネージの魅力とは?
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おすすめのLEDビジョンメーカー比較表

イメージ引用元:https://itsukisignage.com/引用元:https://led.led-tokyo.co.jp/引用元:https://avix.co.jp/引用元:https://yamato-signage.com/引用元:https://led.minamihara.co.jp/
会社名イツキサイネージLED TOKYOアビックスヤマトサイネージMINAMIHARA LED
取り扱い製品屋内用、屋外用、透過型、キューブ型、円形、小型、シリコン製、カスタマイズ商品屋外用、屋内用、ウィンドウ、床用など屋内用、屋外用、競技場専用可動式、透過型フィルム、シリコン製、床面、立方体、円盤丸型、球体、帯状屋内用、屋外用、透過型、プリメイド、オーダーメード、メッシュタイプ屋内用、屋外用、透過型、特殊型(曲がる、アーチ状・円筒状、床型など)
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